パーツづくりの技術

プレス加工

対となった金型に素材を挟んで成型する塑性加工

プレス加工とは、プレス機械を使ってする塑性加工(固体物に力を加えることで所定の形状に変形させる)のことで、上部にラムと呼ばれる部分があって、その下端に上型の金型を取り付け、下部のベッド上面には下型の金型を取り付けて、間に加工素材を置いて荷重をかけて所定の形状に加工します。
プレス加工には、剪断加工した金属を曲げ型と呼ばれる金型を使ってU、V、Lなどの横断面をもつ形状に曲げる曲げ加工や、平面から筒型容器などの形状を作る深絞り加工、平面から曲面が張り出した形の容器などを成形する張出し加工があります。
以上の加工は板素材を用いたものですが、熱した鋼材や鉄材を使う鍛造や押し出しといった加工もプレス機を用いて行うので、プレス加工の一種になります。

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