バネは多くの機械製品に使われ、金属の復元力を応用して衝撃を弱めたり、弾性エネルギーを蓄積するなどの機能をもっています。その代表的なものがコイルバネで、変形方向が一直線上になるように円柱状の螺旋に金属を巻いたものです。 板バネは、板状の金属類を用いたもので１枚の板でできた単板バネと複数枚を用いた重ね板バネがあり、後者は自動車の車体と車軸の間に設置して路面からのショックを弱めるもので、トラックなどに汎用されています。
皿バネは、円盤状のバネをお皿のように膨らみをもたせ、部品と部品の間に入れて適度な圧力で押さえ付けるために使用するもので、ダイヤフラムスプリングと呼ばれています。